| (40)杉本伊代子の記念碑〜同僚が建立に一肌 |
番組名:伊豆伊東のゴルフ物語 |
更新日(2019/03/29)

伊東在住、ゴルフ好きの友人、北岡貴人さん(暖香園社長)から『女子プロゴルファーだった杉本伊代子の記念碑が生家の庭に立っているのを知っているかい』と電話が架かってきたことがある。春の桜が綻びかけた頃だった。ゴルフ友達の村山雅春、矢野雄次郎両君と連れ立って、伊東に足を運んだ。川奈の漁港に近い高台の一角に杉本家があり、その庭先に大型テレビ程ほどの大きさの記念碑があった。碑には日本女子プロゴルフ協会員一同、有志一同と刻まれていて、建立されたのは平成17年のこと。杉本が他界したのは昭和50年3月22日だから建立は30年後のことだった。いまは女子プロゴルフ隆盛の時代だが、それ以前のことだから、記念碑が立つのは、極めて珍しいといえるだろう。
杉本伊代子は地元の中学を卒業して川奈ゴルフ場でキャディーとして働きだした。
仕事の余暇にボールを打ち始めたのは、ゴルフ場には専属プロの陳清水がいたからだ。陳は伊代子の義理の叔父に当たることから、球を打つ要領を授けた。

その存在が大倉喜七郎の目に止まり、女子プロの道へと道が開けた。
大倉は川奈にゴルフ場を造って以来、女子プロゴルファーを世に送り出すことを考えていた。伊代子は昭和36年に日本の女子プロゴルフがスタートするとこれに参加した。この時分は女子プロとは名乗れずゴルフ場女子従業員の同好会というサークル活動だった。
《写真上・女子プロ草創期(杉本伊代子(前列の左端。その右上が樋口久子。中央の男性は女子プロ同好会の会長に就任した赤星四郎))》 《写真下・杉本伊代子の記念碑》
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