| (35)関東プロゴルフ月例競技の納会〜箱根地を替え歌で賑やかに |
番組名:伊豆伊東のゴルフ物語 |
更新日(2019/02/10)

関東のプロゴルファーを統括する団体に関東プロゴルフ協会という団体があった。いまはプロゴルファーを統括する団体は日本プロゴルフ協会一本だが、関東と関西に分かれて地方団体があり、それぞれが選手権を開催していた。
関東の団体は昭和6年、赤星四郎、田中善三郎の手によって創立された。その狙いは打倒関西の宮本留吉にあった。
というのは第1回の日本オープン選手権がアマチュアの赤星六郎で、以後、浅見緑蔵が1回勝ったきりで、関西勢にタイトルを取られ続けていた。そこで関東のプロの奮起を促す意味で関東プロゴルフ協会を設立し、腕を磨く狙いで関東プロ選手権を創始した。赤星と田中は関東に点在する各ゴルフ倶楽部に働きかけ、資金の調達に動いた。かくして関東プロゴルフ選手権を開催して技能の向上を図った。
これに呼応して川奈ホテルも関東のレベルアップという狙いでプロの招待競技を開催した。その一例が川奈における関東プロゴルフ協会の月例競技だった。
さて、関東プロゴルフ協会の納会は例年12月、箱根・仙石ゴルフコースで行われた。競技終了後はホテル主催の宴会が催され、お開きになるとバスで小田原まで送ってくれた。アルコールが回っているから余興の続編が繰り広げられた。誰いうとなく『よっちゃん。やれやれ』と叫ぶと、やおら林がマイクを手に歌い出す。
♪あなたのリードで コースに出たが
フック スライスに悩まされ
入れなきゃ よかった あのバンカーに
これが苦労の始めでしょうか
(神楽坂はん子の芸者ワルツ)
《写真・関東プロ月例競技》
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