| (16)全国展開の『日本ゴルフ週間』〜腕自がチャンピオンに挑戦した催し |
番組名:取材メモ・写真に見る日本のゴルフ史 |
更新日(2021/02/07)

いまから60年余り前の話だが、ゴルフの普及に拍車を掛けようと日本ゴルフ協会(JGA)とアメリカの雑誌タイムライフ社が共同で『日本ゴルフ週間』という企画を催した。内容は、腕自慢のゴルフ愛好家がチャンピオンへ挑戦するという企画だ。
具体的に説明すると、腕自慢のゴルファーに『USオープンのチャンピオンに挑戦しませんか』と呼び掛けたものだった。挑戦者はスコアカードを買い、好きなコースで、好きな日に18ホールをプレーし、ハンディキャップを差し引いてスコア(ネットスコア)を算出する。被挑戦者のスコアは、オープン選手権の最終ラウンドのスコアとし、これよりいいスコアなら挑戦者の勝ち。勝てば主催者から『あなたはUSオープンのチャンピオンを破った』と記されたトロフィーが贈られた。挑戦者は1枚500円でスコアカードを買った(昭和31年当時)。そして、その売上金の一部はこの年メルボルンで開催されたオリンピックの選手の派遣費用に回された。
この種の催しは10年間続けられ、ゴルフの普及に役立ったばかりではなく、売上金の一部はオリンピック選手の派遣費の一助になったり、プロゴルフ協会の運営資金に回されたりした。
《写真・ゴルフ週間のポスターと勝者に贈られたトロフィー》
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