(8)ゴルフの聖地の夏と冬 |
番組名:取材メモ・写真に見る日本のゴルフ史 |
更新日(2020/12/04)

ゴルフ発祥の地といわれるスコットランドのセント・アンドルーズはゴルファーなら『1度は足を運んでみたいところ』といわれている。この地区には4つのコースが点在していて、ゴルファーを歓迎してくれる。中でも有名なのは英国オープン選手権の舞台になるオールドコースだ。
ここにはゴルフ規則の総本山『R&A』があり、そのハウスの正面がオールドコース1番のスタートホール、隣接(ティーからホールに向かって左側)して18番がある。
1番と18番を小川が横切っている。18番に架かっているのがローマンブリッジといわれる石橋で、勝者がこの橋を渡って最終ホールに向かうといわれている。

『R&A』倶楽部のハウス右側にある四角い5階建ての建物はセント・アンドルーズ大学の女子寮。
18番ホール右沿いに並ぶ建物は、ここを本拠とする各クラブハウスで、五つの俱楽部のハウスが並んでいる。この土地は市有地で、各俱楽部が仲良く使っている。買い物に出かける市民が、コースを横切る道路を頻繁に通過するのが夏の聖地の表情だ。
この地の冬景色はあまり知られていないが、発祥の地だけあって市民は冬でもゴルフを楽しむようだ。この地で見かけたのはスパイクが装てんされたゴム長のシューズ。発祥の地ならではの用品だった。
《写真・(上右)セント・アンドルーズオールドコース18番全景/(下左)セント・アンドルーズ冬景色》
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