単位制度の導入と通信教育学部学生 |
番組名:学生ゴルフの足跡 |
更新日(2013/06/10)
平成11年3月の関東学生ゴルフ連盟常任理事会で、『単位制度』を翌12年から導入することが決議された。
連盟に登録された学生は1年間で取得した単位が16単位に満たない場合、連盟主催の競技出場資格なしとするもので、学生の本分である勉学を重視した新制度であった。
また、通信教育学部に在籍する学生の競技出場の是非をめぐって理事の間で協議された。
通常、学生といえば毎日、大学に通うのが建前になっているが、連盟は通信教育学部の学生は不定期の通学になるため、正規の学生とは認めないという結論を打ち出した。
こうした一連の管理体制を強化する意味で、連盟の組織に専任理事制度を設けた(細川力、浜島佳照が就任)。
7月にはJGAの競技委員、田村圭司氏を講師に、連盟の学生委員を対象にしたルール講習会が開催された。
また、この年と平成12年の関東学生選手権で冨山聡(中央学院)が2連覇を達成。
連覇は87、88年の川岸良兼(日本)以来12年ぶり5人目(野村健二、金子柱憲は3連覇)だった。
また、8月の関東大学対抗秋季Aブロックリーグ戦で東北福祉大学が日本大学の22連覇を阻止して初優勝した。
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