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KSGA加盟大学の方へお知らせ |
更新日(2012/07/30) 終戦から11年後の1956(昭和31)年3月19日、朝日新聞社支援のもと、ようやく『全日本学生ゴルフ連盟』が結成された。 関東から11校(慶應・早稲田・明治・立教・東京・教育(現筑波)・上智・成城・学習院・中央・専修)、関西から5校(甲南・関学・関西・同志社・浪速)の計16大学の代表が当初加盟校として朝日新聞社講堂に集まり、発会式が行われた。 連盟規約、次のような役員人事を承認したあと、石井光次郎会長、小寺酉二副会長、小栗市三常任理事の各氏から、学生ゴルフの行き方について訓示があった。 全日本学生ゴルフ連盟新役員
新体制となって初の主催競技、昭和31年度の『全日本学生ゴルフ選手権大会』(8月28日〜30日、東京GC/後援・朝日新聞社)が開かれ、この競技をきっかけに、学制ゴルフの活動が本格化した。 この競技には東西の予選を経た40人が出場、36ホール・ストロークプレーの上位18人で、マッチプレーの決勝ラウンドを行った。 予選5位タイだった野村健二が準決勝でメダリストの松本浩次郎(東大)を下し、決勝では有賀延興(早稲田)を1アップで振り切って、初優勝を決めた。 野村はこの年の春、霞ケ関CCで開かれた関東学生も制しており、この年の学生2大大会を手中にし、関東学生には昭和29年から3連覇を記録した。 翌1957(昭和32)年の関東学生選手権(5月13〜15日、鷹之台CC/後援・朝日新聞社)には、野村健二の弟・野村和三郎(武蔵)が松本浩次郎を抑えて優勝、関東学生タイトルの制覇を始めとする野村兄弟の活躍は、ゴルフ界の話題となった。 この年、全日本学生選手権を前にした7月、朝日新聞社は全日本学生ゴルフ連盟に対し、全日本学生の後援打ち切りを通告してきた。 自社主催の朝日杯、信夫杯のほか、全日本学生選手権まで手出しすると負担が大きいというのがその理由だった。
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