更新日(2022/10/10)
女子アマチュアゴルフの日本女子選手権は、1959(昭和34)年の創始である。当時、日本の女子ゴルフ界は戦前派のオールドタイマーが主流で、若い女子ゴルファーが食い込む余地はなかった。ところが翌1960(昭和35)年の大会は様相が一変した。 セーラー服に身を包んだフレッシュな若いゴルファーが登場して話題をさらった。松波紘子さん。当時、名古屋の金城学院の生徒で祖父母に付き添われて千葉県(千葉CC)で行われた女子選手権に出場した。この年の選手権は横河初子さんが264打で優勝し、松波さんは3打差の267打で2位に食い込み、若いホープとして優勝者以上の脚光を浴びた。 その後松波さんは結婚して女児をもうけた。この子供さんが服部道子さん。現在はプロだが、アマチュア時代はアメリカで大活躍した。母親を凌ぐ存在感がある。セーラー服で日本の女子ゴルフ競技に登場した松波さんのお身内が、松波さんを凌ぐ活躍をするとは想像すらできなかった。 《写真・1960年日本女子ゴルフ選手権にて(左が松波紘子さん)》
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