更新日(2022/02/25)
身長は160センチ、決して体格的に恵まれているとは言えないが、打ち出されるショットは正確そのもの。戦後間もない頃のことだが、日本アマチュア選手権(昭和28、29、30年)に3連勝という大記録を残したのが、ここで紹介する三好徳行さんである。実家は九州の炭鉱主で、経済面で恵まれていたこともあり、学生時代からゴルフを始め、戦前から学生ゴルフ競技に出場する常連だった。 タイヤメーカーのブリヂストンに勤務し、ゴルフボールの製造業務に携わり、販売促進など、ゴルフ界に顔の広いところ生かして業績をあげたことで知られる。 学生時代、福岡にあった大保のゴルフ場をホームコースとして腕を磨きながら、戦後間もない頃から、アマチュア選手権出場の常連になった。日本アマチュア選手権では、史上3人目の3連続優勝という大記録を作った。 前述のように体格は大きいほうでなかったが、キメの細かいゴルフを得意としていた。その下地は学生時代に育んでいる。コースに出ては好きなホールを選び、練習ボールを散らし、そこからグリーンを目がけて打つ練習を重ねながらアプローチの腕を磨いた。三好さんは競技の合間に学生時代の昔話をこう語っていた。この日本アマ3連勝がハンディキャップの査定に反映されては、プラス2をホームコースの霞ケ関CCから言い渡されていた。 《写真:機械ゴルフの異名を持つ三好徳行さん》
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