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ギランバレー症候群を克服したレッスンプロの奮闘記 番組名:孔球偉人列伝

更新日(2017/05/23)

  1990年代の後半、日本体育大学ゴルフ部の主力メンバーとして活躍した木田徹さん(40)=岡山県出身=は、大学を卒業後の2001年にプロ転向し、大阪を本拠地にしてゴルフ愛好者を対象にした技術指導の傍ら日本体育大学の運動方法(ゴルフ)研究所で学外講師として活躍しているが、2年ほど前、ギランバレー症候群という手足がしびれる症状に侵され、闘病生活を余儀なくされた。

  この症状は年間10万人に1〜2人の成人が発症するといわれる急性、多発性の根神経炎の一つで、原因は脳脊髄液にウイルスが入り込むことだと言われており、ステロイドを使った治療がなされるようだ。

  木田さんが大阪でレッスン中に突然に手足がしびれる症状に見舞われたのが3年前だった。レッスンプロ生活どころが、車椅子生活を覚悟する危機感に襲われたという。

  しかし木田さんはゴルフ技術の指導をしている生徒さんや医師、周囲からの逆療養レッスンを受けながら2年余のリハビリ生活を送った結果、従来同様にクラブを振れるようになり、完全復活の体調に戻っている。

  現在、完全復活を遂げた木田さんは言う。

  『この症状は我慢強くリハビリを続けることが大切ですね。我慢、我慢の繰り返しです』と闘病生活を振り返る。そして学生時代同様にトーナメントに目を向け、最近、経済成長が著しいマレーシアでのプロのトーナメント出場が視野にある。師匠格の高村鉱一さん(事務局〜アジアジャパン プロゴルフ協会代表・埼玉県春日部市小渕1151−4))は、『木田君はマレーシアPGAのメンバーだし、あせらず、かつて日本のプロたちが昭和40年代のアジアサーキットゴルフで腕を磨いたように、東南アジアを舞台に成長してもらいたい』と声をかけている。

《写真・学生時代に再三通った練習場で高村さんの指導を受ける木田徹さん〜東京・世田谷の弦巻ゴルフ練習場で》