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更新日(2011/05/13) ユニバース開発(株)(東京・新宿3丁目)IGR事業部長の遠藤博さん(62)は、群馬県邑楽郡(おうらぐん)千代田町(最寄り駅はJR高崎線吹上)から約70キロの道程を2時間余かけて通勤している。趣味はゴルフ。うまくなりたい一心から、自宅の庭先に手づくりのホールを設けて上達を心がけた熱烈ゴルファーである。 群馬県の千代田町は人口1万余人。利根川中流域に沿う水と緑に囲まれた町だ。ケヤキの大木に囲まれた遠藤さんのお宅は千坪の広大な敷地がある。10年ほど前のこと。庭先に50ヤードほどの距離を持つ自前のホールを造った。 『きっかけは?』と尋ねたところ『ハイ。売った株で少しお金が入ったので、クラブを買いました。まずは練習をやろうとしましたが、近隣にそんな施設はなく、思案の末、自前のホールを造ることにしたのです』 男の一念発起というべきか、屋敷の一角に芝を張り、バンカーを設けて1年後には開場した。 おまけに、『上司から西洋芝の種子を譲り受けましてね。それを撒いた結果、いいグリーンになりました』とケヤキに囲まれたホールは自信作だったらしい。 だが、ベント芝の生育は早い。帰宅後は練習より芝刈り作業が待っていた。 しばらく手入れを怠ったある日、気づくと草ぼうぼう。そのうちミミズ、モグラが猛烈に繁殖し、荒れて管理がままならない状況に追い込まれ、私的なホールは無念の休場中。 『夏がきたら手入れして再開します・・・。』と本格的な夏の訪れを待ちわびている。 《写真・遠藤邸にある私的なホールだった庭先。いまは草ぼうぼうだが右側花壇がかつてグリーンだった・・・。丸内は遠藤さん》
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