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《和製英語の氾濫》 困った 困った 番組名:ゴルフ温故知新

更新日(2013/11/07)

 先頃、日本女子オープンゴルフを観戦の機会に恵まれた。最終日の10月6日は、相模原GCに1万人を超える観衆が詰めかけ、プロの妙技に拍手を送っていたが、ふと気が付いたら妙な和製英語があちこちで響き渡っていた。思わず首をひねってしまった。

 のっけに聞こえてきたのは『ナイスショー!』という掛け声。ナイスショットと声を発しているのだろうが、ナイスショーと聞こえる。

さて、ナイスとは英語で《きれい、うまい》の意味だが、ナイスはもともと『無知』というラテン語から出ており『悪い』『バッド』という意味もある。となれば、この言葉は、けなしているのと同じだ。いわれたゴルファーはいい気持ちはしいだろう。英語圏のゴルファーは『グッドショット』『グッドパット』のように『グッド』を使う。

ナイスを使えるのは、あわやOBという打球が、運よく跳ね返って、いい場所に止まった時にしか使えない。

パー4のホールのことを『ミドルホール』とよくいう。ミドルとは全体の中間地点のことで、ミドルといえば9〜10番に当たる。『パー4』のホール、『パー3』のホールというのが正しい。

プロがインタビューに答えて『きょうはパターがよく入った』という。あの長いシャフトのついたパターをどうやってホールに入れるのだろうか。『パッティングはよかった』というべきだ。

テレビのアナウンサーが、よく『バーディトライ』という。『入ってバーディ』といえば分かりやすいのに・・・・。メディアはこぞって、横文字を使いたがるが、最近の『スコアをのばす』という表現は理解に苦しむ。ゴルフはだれしも、スコアは縮めるべく努力しているはず。伸ばしたら大叩きになってしまわないか。日本は世界に冠たるゴルフ王国だ。国際化も盛ん。アマチュア、プロが大勢、海を渡るが、彼らは《あちらのグリーンで》まさか和製英語を乱発していないだろうな。

《写真・本年度の日本女子オープンのプログラム》