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スチールシャフトの回帰現象 番組名:ゴルフ温故知新

更新日(2009/05/07)

 アマチュアのトップクラスやプロたちが使うプレークラブのシャフトは、スチールが主流をなしているが昭和40年代前半、 《ブラックシャフト》(カーボン)が登場して以来、その存在は陰が薄かった。カーボンシャフトは全体が軽く、非力なゴルファーでも振り回せるところに人気の根源があった。だが『深い草の中から打つと距離や方向性が不安定でスコアのまとめに影響した』(キャリア10年のゴルファー)という不満の声も出た。『力を加えるとシャフトにねじれ現象が出る』とクラブ修理の専門家はいう。

 そんな折スチールシャフト特有の性能が見直され、愛用者が増えているのも事実。スチールの安定性が再認識され、女子プロの愛用者も増えているのはそれを裏づけ、スチールへの回帰現象ともいえる。プレークラブのシャフトがヒッコリーから金属に変わったのは昭和の初期。昭和11年には国産シャフトが開発され、スチール時代が続き、今度は超軽量スチールシャフトが脚光を浴びてきた。シャフトメーカーの老舗『(株)島田ゴルフ製作所』(埼玉県日高市原宿・電話042-989-2231)は昭和5年の創業。現在、島田和夫氏が3代目社長を務め、超軽量シャフトの開発に取り組み、カーボンに負けない軽さの超軽量スチールシャフトを世に送り出している。『カーボンと超軽量の重量差は約20〜30g。打感、しなり、反発も十分です』という同社こだわりの自信作。KSシリーズ軽量シャフト7種が、いま脚光を浴びている。


【写真・超軽量シャフトの特徴を説明する島田社長】