| ゴルフ場から消えたハンチング帽 |
番組名:ゴルフ温故知新 |
更新日(2008/02/04)
最近のゴルフ場でハンチング帽を愛用するゴルファーをとんと見かけなくなった。ハンチング帽は19世紀頃からイギリスの上流階層で狩猟用の帽子として愛用されてきた。ゴルフの時も、狩猟と同じようにかぶるようになったらしい。ゴルフはイギリス生まれのスポーツだから、大正、昭和初期のゴルファーはネクタイを締め、ニッカーボッカーを穿き、ハンチング帽をかぶってコースに出た。これがゴルフの定番の服装だった。
ハンチング帽を愛用したゴルファーの数は数多いが、近年アメリカではベン・ホーガン、ケン・ベンチュリー、日本では陳清波が代表的なゴルファー。最近、影をひそめたわけは、『キャップに比べるとお値段が高く(東京・銀座のある帽子屋では1万円以上)、若い世代がコースに出る時は帽子なしか、ハットに目を向けるので、ハンチング帽には目が向かない』とゴルフショップ担当者はいう。だからゴルフショップでもあまり取り扱わない。いまやハンチング帽はゴルファーから忘れ去れられた存在だ。ハンチング帽は明治の時代には商人の間で流行した。刑事、探偵、新聞記者も愛用した。キャップに主役の座を譲ってしまったようだ。時代の流れだろう。
【写真・ハンチング帽を愛用した鳩山一郎さん=鳩山夫妻・記念写真帳から】
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