更新日(2007/07/25)
ひところ実施されてきた薬剤の散布方法は、アドバルーンに細いホースを取り付け、地上の手押しポンプによる水圧を利用して薬剤を送り込み、薬を散布していました。だが、アドバルーンは風まかせでコントロールがままならぬこともあり、作業は難航することもしばしでした。なにしろ殺虫剤を散布するわけですから間違って民家に撒かれたら大変な問題になります。 そこで登場したのはリモートコントロールで操縦を操れる模型ヘリコプターです。模型に薬剤の入ったポリ容器を取りつけ、松の大木の上まで飛ばしてそこから散布するという方法です。風の強い日を避ければ、ほぼ計画通りに散布できるということですから、簡便にして効果のある方法のようです。手元狂って民家に撒かれたというようなことはなさそうです。 ところで松喰い虫とは身長3cmほどのマツノマダラカミキリのことです。この虫が松を食いものにするのではなく、体内にマツノセンチュウという寄生虫がいて、マツノマダラカミキリが松を食い、その傷跡からマツノセンチュウが樹内に侵入して組織を食い荒らすそうです。残念なことにいまのところマツノセンチュウの完全制圧の決め手はないということです。
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