相模原ゴルフクラブの会報 番組名:ゴルフ温故知新

更新日(2007/03/21)

vol.26
 会員制のゴルフクラブのほとんどは、会員とゴルフ場間の意思の疎通を図るために会報を発行しているが、数ある力作の中から、ちょっとユニークな相模原ゴルフクラブ(相模原市大野台4―30―1)の会報『相模原』を紹介したい。同クラブは昭和32年9月の創立でつい先日、創立50周年を迎えたばかりだ。日本のゴルフ界の重鎮、小寺酉二氏や高石真五郎氏らが中心になって誕生させたクラブだ。だが戦後派ながら会員のまとまりがよく、よきクラブライフが確立されていて、都心から交通の便のよさも手伝い、いまや関東では一流といわれるほど風格が備わってきた。



 紹介する会報は1月発行号で、表紙には横山隆一さんが描いたパットが決まらず歯をむき出して悔しがるゴルファーが登場して笑いを誘う。ユニークなのは『はみ出しコラム』だ。会員たちが寄せたコメントを欄外に掲載している。これぞ全員参加型の編集で、今回は19人の方が短い原稿を寄せている。中味はクラブに対する要望、夢を語る、従業員に対す感謝の言葉ありで、それぞれが自由に発言しているのが面白い。他クラブの会報にはない企画だろう。


 今秋、ここで日本オープン選手権が開催される。理事長は巻頭言で大会を成功に導こうと訴えている。クラブの強い意気込みを感じる。特集として過去2回、ここで行われた日本オープンのことが取り上げられている。クラブ発足当時、ゴルフ好きな俳優、笠智衆、志村喬、鶴田浩二さんらが会員に名を連ねていた。こうした先達が築き上げた新鮮で自由な雰囲気が、会報を通じていまも感じられる。


【写真は相模原ゴルフクラブの会報1月号】