赤鬼でぶっ飛ばせ! 番組名:ゴルフ温故知新

更新日(2006/08/23)

 「赤鬼」とはなんとも物騒な名前だが、横浜ゴムからこの8月に売り出された新商品のドライバー(T3 RED=Model505)につけられたニックネームである。この新商品の特徴は2008年度から施行される反発規則制限に適合する460ccの大型ヘッドを採用した飛ばしのドライバーである。

 今回ヘッドスピードが43m/秒前後のサンデーゴルファー向きと女性向けのM34の2種のドライバーが売り出された。男性用はシャフトの長さが46.25インチの長尺で、新ルールに適合した長尺ものとしては、メーカー各社に先駆けて市場に出る最初の商品ということになる。

 同社広報担当の入道晃司さんによると『クラブヘッドの体積は硬度の異なる3種のチタンを結合させた大型460CCの鍛造ヘッドで、特色はクラウン部分の肉厚が0.4mmと薄く、この部分のたわみ(ヘッドが変形するような働きが強まった)がこのシリーズで最大量となり、結果として《高打出し》、《最適スピン》が実現可能になり、飛距離志向のゴルファーが求めるヘッドスピードのアップに結びつきます』と説明している。 長尺クラブは遠心力が働き、ヘッドスピードのアップに効果がある。だがシャフトが長いために振りにくいという声もあった。しかしこの新商品はシャフトの軽量化(272g)を図った結果、しなりの量の増大化に成功し、ヘッドの動きの加速感を向上させることができた。
そこで「赤鬼」の試打をおぎゅう大給龍乗氏(62=日本赤十字社部長)に挑戦してもらった。大給さんのゴルフ歴は古く、『物心ついた頃、祖父(浅香宮=元東京ゴルフ倶楽部総裁)にゴルフ場に連れていってもらった記憶がある』というベテランだ。最初はシャフトの長いクラブに戸惑った感じだったが、そこはベテランすぐ慣れてよく飛ばした。

『長尺は初めての経験ですが案ずるより振りやすかった。慣れてくれば草野球程度の経験しかない我々サンデーゴルファーの強い味方になりそうです』

というのが試打後の感想だった。

 T3 REDの男性用のお値段は99,750円、女性用は94,500円(いずれも税込み)

【写真は試打前にクラブの説明を受ける大給さん(右)と広報担当の入道さん=東京ゴルフ倶楽部で】