更新日(2022/09/01)
1968(昭和43)年の12月のこと。TBS(東京放送)の主催で、TBS女子オープンゴルフ大会が、埼玉県の越ヶ谷ゴルフコースで開催された。女子オープンゴルフといっても、その当時は正規のプロ制度はなく、女子プロの夜明け時代だった。当時、TBSでは今日の女子プロの隆盛を予測していたわけではないが、TBSの社長をしていた今宮氏が、TBS幹部の朝礼で『TBSが主催して女子オープンゴルフ大会をやる』と突然の発言があったそうで、その年の12月に大会が開催された。コースはTBS関連の企業が運営していた河川敷のゴルフコースだった。 当時の女子ゴルフはアマチュアの全盛期で、女子プロの出現が取り沙汰されていたが、プロといえば男子のみで、女子はプロといってもアマチュアには歯が立つまいと、言われていた。ところがいざふたを開けてみたら、樋口久子という中村寅吉の秘蔵っ子が予想以上の健闘で優勝した。樋口の優勝はプロの意地を守ったような健闘ぶりで、それからTBS女子オープンに4連勝の大記録を樹立し女子プロの存在感を高めた。 TBS女子オープンは4年後の1971(昭和46)年から日本ゴルフ協会の主催日本女子オープン選手権になった。 《写真・越ケ谷の河川敷コース行われたTBS女子オープン時代の一コマ》
|