東京GCのコース 番組名:ゴルフコース見聞録

更新日(2019/11/22)

  1913(大正2)年に発足した東京ゴルフ倶楽部は当初、東京・駒沢にあったが、1932(昭和7)年に埼玉県の朝霞に移転し、1940(昭和15)年に現在の地に移った。当時、この地にあった秩父カントリー倶楽部と合併して現在に至っている。秩父CCは36ホールを有するコースで、合併後18ホール(大谷光明設計)に縮小された。

  さて、コースや芝の老朽化が目立ったことから、倶楽部はゴルフコース設計家のギル・ハンス氏に委嘱し、数年かけてコース改造に取り組んできたが、この秋、一連の工事の完成を機に、ゴルフ協会や友好倶楽部の役員、関東8倶楽部の役員を招いてお披露目の競技会を開いた。当日は秋晴れの好天に恵まれ、ゴルフ界の関係者90人が参加した。ボールの転がりが微妙に変化するグリーンや深いバンカーを体験した参加者たちは、口々に『設計の妙を満喫できた』と味のある設計の妙を堪能した様子だった。

  コースは大谷光明の名作といわれるが、ハンス氏は『大谷さんの設計の妙を失われないように神経を遣った』と語っていた。

  これに先立ち、その2日前には会員による開場記念競技が行われ、過ぎ去ろうとする秋の一日を楽しんだ。