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白亜の殿堂全景 番組名:ゴルフコース見聞録

更新日(2013/02/12)

 京ゴルフ倶楽部は1913(大正2)年、東京・駒沢に誕生したが、コース用地が狭かったため新天地を求めて1932(昭和7)年、埼玉県の朝霞(当時は埼玉県北足立郡膝折村)に移転した。

 移転を機に東洋一の規模を備えたゴルフ倶楽部を目指し、巨額な費用を投じて近代的な倶楽部ハウスを建てた。チェコ生まれの設計家アントニン・レーモンドの力作で、国際会議開催可能な会議室まで設け、当時としてはめずらしい空調も完備で、総工費は30万余円だった。だが時局の流れには逆らえず、同15年にはゴルフ場用地は日本陸軍に買い上げられ、コースは姿を消した。ハウスは戦後、米軍や地方自治体が施設として使った。