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隠れた名コース 紫CCすみれコースのこと 番組名:ゴルフコース見聞録

更新日(2011/10/06)

  千葉県野田市にある紫カントリークラブ(高梨貞介・理事長)は 本年初夏、開場50周年を迎えた。 同クラブは会員制のコース(すみれコース)と隣接した場所にパブリックコース(あやめコース)の計54ホールを保有するゴルフ場だ。
 昭和36年4月、稲山嘉寛氏(八幡製鉄元社長)のテープカットで店開きをした。 ゴルフ場の名づけ親は文豪、吉川英治さん(永世会員)であることは余りにも有名だ。 開設当初は松林に囲まれた平坦な林間コースで、開場を記念してゴルフの神様サム・スニードやカナダカップで勇名を馳せた中村寅吉、 ダウンブローの名手、陳清波の3人が模範プレーを演じたのは今も昔の物語。 同コースでこれまでに開催された競技は昭和38(1963)年のゴルフ日本シリーズ。 石井朝夫さんが優勝した。同47(1972)年の日本プロ選手権が開催され、優勝者は金井清一さん。 紫の名前は活字になり、日本を代表する林間コースとして広く知れ渡った。
だが、その間ゴルフ場の背景は大きく変化した。ゴルフ場は国際興業グループの傘下に入り、 さら紫CCは新たに誕生した周辺のクラブの陰に隠れて、かつて大競技の舞台になったゴルフ場であることが ゴルファーの脳裏から消えていた。
しかし、創設50周年を控え、会員たちはクラブの活性化を求めてコースの改修に踏み出した。 米国のゴルフ場設計家協会の会長を務めたダミアン・バスクーツォ氏、プロとして競技実績のあるスティーブ・ペイト氏を招いて 改修工事に取り組んでもらった。約1年余の歳月を掛け、グリーン、ティの改修、バンカーを増設した結果、 以前より一段と難しいコースに生まれ変わった。 改修されたコースは昨年9月から使い始め、今季は関東ミッドアマ競技(9月27日〜30日)の舞台になって結果が注目された。
優勝は高橋雅也君(川越)。スコアは54ホールを通算215打(−1)。『コースは実に難しかった』とコメントを残した。 あるベテラン参加者は『グリーンの状態といい、距離の長さは、息を抜けないほど緊張感を掻きたてられる』と 平坦から変化のある本格派に生まれ変わったコースを誉める。 紫の頭文字『M』 の線が強調されたハウスはいまも異彩を放つ。

《写真=イメージが変わった紫CC》