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中華街に負けない味、磯子CCの中華料理 番組名:ゴルフコース見聞録

更新日(2008/10/09)

 横浜市磯子区にある磯子カンツリークラブ(鈴木康浩会長、会員総数1319人)は、開場は昭和34年(9ホール)というから創設50年を迎える。
横浜では程ヶ谷CCに次いで2番目に古いゴルフ場で、開設期、ゴルフ好きの作家・獅子文六さんが『横浜なら中華だよ』という食事に関する一言に端を発し、中華料理にこだわった。
食堂で提供される『中華料理の味は秀逸』と会員のみならずビジターからも評判がいい。コックを中華街や本場中国から招き、具に品質のいい豚肉、貝柱、長ネギを使った手作り『シュウマイ』がいつしかここの名物になった。お値段、味で好評なのは中華ご膳セット(2100円)。でシュウマイ、かに玉、焼き豚などボリュームたっぷりの7品もある。 この地にゴルフ場建設を思い立ったのは母体会社(横浜観光土地株式会社)の先代社長だった鈴木藤二(すずきとうじ)氏(昭和39年、57歳で没)。

 鈴木家は同市磯子区田中で400年を超える旧家で、先祖伝来の広い土地を所有していた。藤二氏は友人の勧めで横浜市内にある円海山(標高125メートル)周辺20万坪の土地に18ホールのコースを完成させたのは昭和35年だった。藤二氏亡き後、二男の康浩氏が事業を引き継いだ。康浩氏は法政大学ゴルフ部で活躍し、ゴルフに精通している。『直営の食堂だからできること。料理もコース管理もこだわりあるのみ』と語っている。名物のシュウマイ(10個、1984円)はコースの枠を乗り越え、新設の新横浜駅ビル3階の直営店『横浜中華点心 Isogo Country Club』で販売されている。

【写真・コースの食堂で提供される中華ご膳セット】