早稲田大学女子、長年の夢の初勝利 |
番組名:こちら関東学生ゴルフ連盟・広報局 |
更新日(2015/09/09)
早稲田大学のゴルフ部には戦前の昭和9年、男子創部という記録が残る。女子学生による競技は昭和34年に初めて女子大学生による競技が行われた際、19人の参加があった。参加者の内訳は慶應6、成城4、学習院5、日本女子2、立教、早稲田各1。
早稲田から八坂一子さんが出場した。これが早稲田の女子勢としては初のゴルフ競技出場だった。
大会は慶應高校3年生の増永たい子さんが大学勢を振り切って優勝している。あれからざっと半世紀の時が流れた。平成27年度の関東女子大学秋季Aブロック対抗戦を早稲田大学ゴルフ部の女子が制した。
群馬県の初穂CCでの競技は、台風の襲来で最終日の競技は中止になったが、早稲田は第1日のプレーで追う中央学院大に5打の差をつけてトップに立っていた。早稲田から出場した5 人のメンバーは3年生が5人という若さ。
雨という不利な条件ながら、ベスト4が手堅く70台のスコアをマークしてチームのバランスの良さを発揮した。結局、最終日のプレーはキャンセルになったため、早稲田大学の逃げきりの勝利が決まった。
勝因はチームワークの良さと部が一丸となって競技に臨んだこと。ここに団体戦の重要なポイントがあった。
部の首脳陣の声は『監督、コーチのご指導のよさ、OB、OGの声援があったからこそ優勝に結びついた。
対抗戦はチームのまとまりがものを言う、これを肝に銘じて来季を戦いたい』ということだった。
《写真は、A ブロック 優勝 早稲田大学》
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