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アイアンが安くなった理由 番組名:ゴルフ業界最前線

更新日(2010/06/24)

 先 日、久々に工房に行ってみた。決して、きれいとはいえない作業場で 黙々とアイアンの組み立て作業をしていた。ハンデ0のトップアマのクラブとの事。

近年、クラブに関して技術の進歩は凄まじい。鍛造や精密鋳造、溶接等の製法技術から、 異素材の複合によるヘッドの登場・・・・ それに反して、価格は大幅にダウンし、かなり購入しやすくなった。
一般的に見たら、これは良い傾向にある・・・・と思っていたのだが この工房の職人とトップアマに言わせると、そうではないらしい。
アイアンに関して言えば、製造コストが下がった大きな要因は 組み立ての専門職人の削減だという。昔は、どこのメーカーにもアイアンを組み立てる専門の職人がいたわけだが、 これを、パート等が行える作業に切り替えたことで製造コストの削減を行った。

トップアマから見ると、これが原因で、最近の新品クラブは、 どのメーカーのものも、そのまま使えるものがないというのだ。
 今のクラブは、構えたときに「なんか変だな・・・」という 違和感を感じるクラブがほとんどで、購入してそのままでは、使えないという。工業製品には、どんな精密なものでも微量の誤差は必ず生じる。 また、100%完璧過ぎても、目の錯覚等で誤差を感じることがある。 人間には、感性というものを持ち合わせているが、感性が敏感な日本人は 製造誤差をも感じ取る感性を持ち合わせているという。 ゴルフに限らず、日常で「なんか変だな・・・」なんて事が良くあると思うが、 この「なんか変」が感じ取っている感性なのだ。この「なんか変」という違和感は、製品誤差から生まれ それを組み立ての経験から、組み立てによって緩和するのが 組み立て職人の役目だというのである。

 組み立ての専門職の人々は、ヘッドとシャフト、そしてグリップという たった3つのパーツだけでその製品誤差を緩和する技術を持ち合わせていたと言う。 その専門の職人が、削減された分、クラブは安くなったと言うわけだ。

 トップアマ曰く、 「我々クラスになると、アイアンにかかる金額は昔と変わってないよ。  結局、新品を買っても、そのまま使わず、行きつけの工房でまず  バラバラにして組み直してもらうのだから・・・・」

 私に、そこまでの感性はわからないし、その製品誤差でスコアが変わるほど 上手いわけでもない。ただ、製品誤差のあるままのものを持っている、使っているということに 違和感を感じると同時に、だから激安クラブだったのか!という、妙な納得感が混在している。



レポート:野島 羚(のじま れい)
フリーライター。ゴルフ場の造成から、ゴルフ業界のブランド立ち上げなど多くの企画にかかわり、現在は、アジアでのゴルフ関連事業に関わっており、中国はもちろん東南アジアまで活動範囲を広げている