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今日も元気だ。ゴルフが楽しい 番組名:我、アマチュアナリスト(アマチュアゴルファー奮戦記)

更新日(2014/07/25)


昭和36〜38年度大学卒の学生ゴルファーたちの集い

  昭和36〜38年に関東学生ゴルフ連盟加盟校を卒業した元学生ゴルファー有志の集いが6月25日の夜、東京都内で開かれ、昼はゴルフ、夜は会食というプログラムを組んで旧交を温めた。

元学生ゴルファーたちといっても、現在、年齢は満70歳を超えた熟年紳士揃い。学習院、慶応、中央、法政、明治、立教、早稲田の各校OBたち20余人が昼夜に参集した。昼の部の親善ゴルフに出場したOBは14人を数え、埼玉県の狭山GCで18ホールをプレーして往年の腕を競った。その結果、優勝はネット71.6の後藤尚志さん(慶応大出)。ベストグロスは原口豪さん(慶応大出)で80(40・40)という元気溌剌のゴルフを展開した。

夜の会食では一人ひとりが近況報告をした。

『エージシューティングを夢見てプレーしています』という声もあり、お孫さんのゴルフを紹介するOBもいた。寄る年波には勝てずを地でゆくように『病院通いの合間にゴルフをやっていますよ』という報告もでた。雀百まで踊り忘れずの例え通り、大学を卒業して50余年を経てもゴルフに対する情熱や、いい交友関係を堅持しようという精神は一向に変わっていない。その代表格は昭和35、36年の2年連続で日本学生選手権のタイトルを争った小室秀夫さん(明治大)と内田伸之さん(早稲田大)だ。優勝を爭った時を起算して交流は50年を超える。現在も同じ倶楽部の会員として活躍している。

参加者が声を揃えていうには『いまアマチュアゴルフはプロに押されている。日本のゴルフはアマチュアが中心のはず。現役学生は言うに及ばず、社会人のアマチュアにも元気を出してもらいたい。日本のゴルフはアマチュア界に元気を出してもらわないと発展は期待できない』とアマチュア界に熱い声援を送っていた。

今回参集した元学生ゴルファーたちが大学に入学した時代は、日本の経済は高度成長期に突入し、学生ゴルフが元気をつけた時分だ。昭和33年には中日新聞の後援で初の女子学生の競技が創始され、男子学生は日本アマ、日本オープンへの進出が目立つなど、ゴルフ界は学生の飛躍に期待していた。

《写真・昭和36、37、38年度大学を卒業し学生界OBの集い》〆