両佐藤さんの剛腕 番組名:我、アマチュアナリスト(アマチュアゴルファー奮戦記)

更新日(2013/08/15)

 この夏、関東女子ジュニアと関東女子学生のゴルフ競技を観戦して驚いた。両競技の優勝者のスコアは二桁のアンダーパーのスコアだったからだ。女子のゴルフ競技でアンダーパーのスコアを出すのは容易ではないが、今回は周囲を唖然とさせる快挙が二つあった。

 関東ジュニアの女子競技は8月2日、千葉県の千葉CC野田コースで最終日の競技が行われ、15歳〜17歳の部に出場したで佐藤耀穂さん(埼玉・栄高校2年生)は54ホールを通算203で回り連覇を達成した。
そのスコアのラウンドごとの数字は71・65・67。通算して203打(10アンダーパー)という驚異的な数字だった。とくに2ラウンド目のー7の65は驚きの一言だ。ちなみにイーブンパーの216で回った桑原萌さん(高崎健大付属女子高1年生)が11位だから、いかに高レベルの戦いだったかが察知できるというもの。
この調子で72ホールの競技だったとしたら、仮に最終ラウンドをイーブンパーで回ったとしてスコアは275となり通算13アンダーパーになる。
 10年前だが、同じコースで日本女子オープンが開かれた。服部道子さんが勝ったが、この時のスコアが287。佐藤さんの楽々優勝に匹敵するスコアだ。

 一方、大学生も負けていない。関東女子学生ゴルフ選手権は、8月8日、埼玉県の狭山GCで行われ、佐藤絵美さん(東北福祉大学4年生)が54ホールを206で回って2年連続3回目の優勝を飾った。佐藤さんのスコアは66、70、70で、だった。2位の沖せいらさん(同大3年生)を10打も引き離した。

 近年、若いゴルファーが使う用具の性能が上がり、若者の体力も向上した。両佐藤さんのドライブの飛距離は恐らく250ヤード前後だろう。300ヤード台のパー4だと、2打目はピッチングウェッジで届く。日本ゴルフ協会のジュニア育成委員会の関係者は『用具に助けられている点もあるが、ゴルフに大切な筋力を鍛えるトレーニングの成果だ』と分析しているが、ゴルフは単なる遊びでなく、運動として真剣に取り組んだ証といえうだろう。高校生の佐藤さんが17歳、大学生の佐藤さんは21歳。

《写真上・関東女子ジュニアを制した佐藤耀穂さんがカップを受けるところ》
(KGAホームページより)

《写真下・関東女子学生で3度目の優勝を飾った佐藤絵美さん》