学生ゴルファーは乗用カートが苦手? 番組名:我、アマチュアナリスト(アマチュアゴルファー奮戦記)

更新日(2012/05/24)

  関東学生ゴルフ連盟(中島敬夫・会長)が主催する関東大学対抗戦がこの5月17〜18日の両日、静岡県の御殿場にある富士カントリークラブで行われた。同ゴルフクラブで学生の競技が行われるのは開場(昭和33年)以来、初めてのこと。ゴルフ界の重鎮だった赤星四郎さんの設計と建築界の大御所アントニン・レーモンドさんが設計した山小屋風のクラブハウスは広く知られる。とりわけハウスは昨年、国の重要文化財に登録された。会員自慢の種だ。

 さて、大学対抗戦の仕組みは実力別にAブロックを筆頭にFブロックまで6つのブロックに区分けされ、A、Bブロックの傘下には6校、CからFまでの各ブロックには各8校が入っている。対抗戦は春、秋の2回行われ、1校から8人が出場、18ホールストロークプレーの上位6人の合計スコアで競われる。

 今回、富士CCでの競技は、急な山坂があり、プレーの遅延をなくすために乗用カートの使用が認められた。学生競技には過去カート使用の例はあるが、いまどきの若い学生にとっては不慣れのため、却ってリズムを崩す学生もいた。『どうも調子に乗れず、戸惑いました』という声が聞かれたほどだ。最近、若い世代のゴルファーたちは、ゴルフ場では乗用カートを使用するのが当然と思い込んでいるようだが、学生ゴルフはセルバッグに歩行プレーが慣例。ゴルフとは歩くことが大前提だ。高齢者ならいざ知らず、日本の若者は歩け、歩けの習慣を忘れてならじの一コマ。カート使用許可は取越し苦労だったか。  

《写真・対抗戦の競技風景〜富士CCで》