Golferweb
■■ ゴルフ情報総合サイト ■■
ゴルフを楽しむコンテンツが満載!
 アプリ/コンペはリビングで参戦!
 
 


このコラムの他の記事
関西アマのホープ登場!


法大ゴルフ部OBの植木屋さん繁盛記 番組名:我、アマチュアナリスト(アマチュアゴルファー奮戦記)

更新日(2010/02/04)

 昭和37年、法政大学ゴルフ部のキャプテンを務めた飯沼照久さん(62歳)は卒業後サラリーマン生活を送ったが、定年退職してからがらりと変身。目下、植木職で大忙しの毎日だ。
飯沼さんは高校時代、ゴルフの経験はなかったが、入学した時、ゴルフ部員募集のポスターに惹かれて入部した。クラブを握ったこともないズブの素人ながら夏合宿に参加してコースに出た。
当時、主将だった田中誠さん(元日本アマチャンピオン、現在はプロ)がいうには『ハーフで80も90も叩く始末で、いやはや・・・開いた口が塞がらなかった』そうだ。

 『馬力はあるがどこへ飛ぶか分からない』(田中さん)というゴルフだった。そこで田中さんは思案のあげく紐付きの練習ボールを与え『これでも打ちなさい』と指示した。それで飯沼さんのゴルフ熱は上昇する一方。さらに田中さんは自家営業の練習場(多摩川)通いを勧めた。飯沼さんの自宅は上野だった。通学定期券の行き先を通学先の市谷から多摩川に延長し、練習場通いは一日たりとも休むことはなかった。その甲斐あって腕前は上達し、卒業する年は部を率いて関東大学リーグ、個人戦で大健闘した。
植木屋に変身したわけは『小さい頃から樹木に興味があった。庭園管理師の資格を得て数年前から第二の本職になった。樹木と会話しながら、安価にして、丁寧に仕上げて信用を頂く。』を身上に今日も忙しく駆け回る。時にはホームコースの大利根CCでプレーを楽しむ。


【写真・手際よく枝を切る飯沼さん】