14歳チャンピオンのハットオフ 番組名:我、アマチュアナリスト(アマチュアゴルファー奮戦記)

更新日(2009/08/19)

 ゴルフ競技のチャンピオンの低年齢化を象徴するように、この春の関東アマチュア選手権(千葉県鷹之台CC)のチャンピオンに14歳の中学生チャンピオンが現われ、ゴルフ界は目を丸くした。

 若年の優勝記録を作った伊藤誠道(まさみち)君(藤沢市湘洋中2年)がその人。ジュニアの競技の優勝経験はあるが、大人に混じって戦うトーナメントでの優勝は初めてだ。大会の最終日は2人が同点でサドンデスのプレーオフになり、3度目の優勝を狙う大学生の伊藤勇気君を2ホール目、バーディを出していとも簡単にねじ伏せた。

 関東アマチュア選手権は昭和13年の創始で、これまで中学生の参加はあったが優勝はなく、伊藤君は出場3回目にして初優勝を遂げた。

 選手権に出場するゴルファーの年齢が年々低くなり、大人の大会がジュニア向けに変化しているが、それというのも、ゴルフ場の門戸開放している成果だろう。この世代から技術、作法を丁寧に指導すれば礼儀正しいゴルファーが育ちそう。関東アマ選手権で見せた伊藤君の帽子をとって一礼する仕草に新鮮さがあったからだ。伊藤君はプレー後、付き添ってくれたキャディに対しても、同伴競技者に対しても同様に頭を下げた。その姿に好感をもった大人は多かった。ついでながら伊藤君は日本アマ選手権(7月12日、若松CC)では決勝まで進む大健闘。お行儀のいいアマチュア伊藤君の将来に期待しよう。


【写真・関東アマでプレーを終えキャディに帽子を取って挨拶する伊藤君=中央、鷹之台CCで】