サウスポー、オドールさんのゴルフ 番組名:ゴルフは時空を超えて

更新日(2012/09/15)

 戦後の昭和24年、サンフランシスコ・シールスというパシフィックコーストリーグに所属する大リーグのマイナーチームが連合国軍最高司令かマッカーサー元帥の招聘で日本を訪れ、日本のプロ野球チーム(巨人、全日本選抜軍)と対戦した。戦後の混乱期だったから、日本のプロ野球のレベルは《いまいち》だったためか、シールスは6戦全勝という勝利を収めた。チームを引っ張っていたのはフランク・オドールさん。戦前の大リーグでの名選手だった。昭和10年、日本にプロ野球が誕生したが、その前身になった全日本選抜軍に『ジャイアンツ』というニックネームをつけた命名者だ。たまたま、この時、忙中閑のゴルフを楽しんだ珍しい写真が残っている。お相手をしたのは井上匡四郎さん。元鉄道大臣を務めた方。井上さんは旧制一高時代の名選手で、戦前、オドールさんが大リーグの一員として来日した時からの交流があった。
戦争を挟んで再会した二人は早速、好きなゴルフで旧交を温めた。オドールさんは左利き。野球よりゴルフ野ほうが好きだったらしい。
旧・程ヶ谷CCで旧交を温める井上さんとオドールさん