|
更新日(2016/03/12)
赤いラインの入った『X』は飛びを追及している。打った感触とスピン性能が高いのが特徴で、風の抵抗に負けない弾道を求められるという。青いラインが入っている『S』は前者に比べ、ソフトな打感を求められ、深い草の中という厳しい条件下のショットでもスピン性を発揮できるよう開発されたという。 それぞれの商品のコアには、同社の独特技術が生かされていて、コアの中心部と外側の硬度差が大きくなり、フルショット時の低スピン効果がアップしたといわれる。 《写真・TOUR B330Xの白》〆 《ゴルフボール余話》〜ブリヂストンとゴルフボール〜
ブリヂストンはそこに着目して開発製造に踏み切り、昭和10年の終わりには国産ボールを生み出した。 完成の記念と宣伝を兼ねて当時のトッププロを集めてブリヂストントーナメントを多摩川の河川敷きにあった会員制の川崎ゴルフ俱楽部で開催した(昭和11年11月)。 優勝したのは当時、実力ナンバーワンの陳清水だった。優勝賞金は金千円。この金額で東京の郊外に50坪の土地付き住宅が手に入ったという。競技は72ホールストロークプレーで争われ、観戦した程ヶ谷CCのキャップテンを務めた下村海南(本名・宏)が『当時のトップクラスのプロでも72ホールのプレーのスコアの合計が300を切るのは困難だったが、陳は国内初めての200台のスコアを出した』と国産ボールの品質の優秀さを当時のゴルフ雑誌に寄稿している。 《写真・昭和12年1月のゴルフ雑誌に掲載されたゴルフボールの広告》〆
|