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ACTIONERの木製ゴルフクラブ 番組名:ゴルフ業界最前線

更新日(2011/03/04)

 先 日、ゴルフが大好きで、良く一緒にプレーをした、伯父が亡くなった。葬儀に行ってきたが、柩の中には副葬品として、ゴルフクラブが収められていた。

 納棺(棺に故人の遺体を納めること)の際、故人が生前愛用していた品物を一緒に入れるモノを副葬品という。数年前になるが、大学時代の友人が亡くなった時、柩に家族での旅行の写真を数枚しのばせていた。一人息子だったこともあって、家族3人での旅行が楽しい思い出だったからだとご両親から聞いた。 また知人のお父上の葬儀の時、故人愛用のTシャツを奥様が胸にかけてあげていた姿が印象に残っている。それはヨーロッパ旅行で、故人が気に入って買い求めたものだったとのこと。 このように副葬品とは、遺族の故人への感謝の想い、故人への愛情、故人のあの世での幸せを願う気持ち、祈りが込められている。

 ゴルフが大好きだった故人の場合、「天国でもゴルフを楽しんでほしい」と思う遺族、「天国でも絶対プレーがしたい」と思っていた故人の思い等から、ゴルフクラブは故人が望む最良の副葬品になるだろう。しかし、最近のゴルフクラブは、チタン製等の金属製品になる為、一緒にしのばせることができないという。 これは、火葬時に爆発のおそれのあるもの、金属製品等の燃えないもの、遺骨を着色するおそれのあるもの等、柩の中には入れられないものがあるという。具体的には、メガネ、酒の瓶等のガラス製品、金属製の釣り竿、ゴルフクラブ、仏具等、書籍等・・・

  「天国でもゴルフができるように・・・」と遺族が願っても、実際なかなか思い通りにはならないものだが、メモリアルゴルフクラブは、全長が約80センチほどでヘッドからシャフト、グリップ全てが木製品。ボールも付属しており、これも木製。全てが手作業で丁寧に作られている。元々、昔のドライバーは、パージモンから、職人が手作業で、魂を込めて研磨をし、フェースやソールにプレートをはめ込んで作り上げられてきたモノ・・・ それと同様に手作業で丁寧に作られたメモリアルクラブは、ゴルフが大好きだった故人には、最良の逸品になるにちがいない。

 以前は「生前に葬儀の準備をするなんて縁起が悪い」と言われたものだが、近年大分事情が変わってきている。事前に考えておきたい人等、葬儀の事前相談が今急激に増えてきているそうだ。 かく言う伯父も、元気なころから、「俺は死んでもゴルフはやるぞ!」が口癖で、メモリアルクラブは、伯父自身が購入していたものだったと言う。 本人は、「子供たちが慌てないために・・・」、遺族たちは「本人の為に・・・」とどちらも相手を思う優しい気持ちからくるモノだから、できるだけ叶えてあげたい。そんなゴルフ好きには、「こんな商品が在る」と頭の片隅に置いておくのも、損はない逸品と言えるのではないだろうか?

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