| クラブにシビアになることはいいことか? |
番組名:ゴルフ業界最前線 |
更新日(2010/08/26)
先
日、宮里藍選手が、米ツアーでの年間5勝目を飾った。日米通算20勝目で初日から首位を守る完全優勝。米国本土2勝目であり、もう「米国本土で勝てない宮里」とは、誰も言わないのではないだろう。。。
彼女が、本土で勝てなかった理由に芝の違いが在ると言われている。 日本よりもアメリカの方が芝に粘りがあり、クラブを振りぬくに当たって、それなりのパワーが必要だという。粘りの無い日本の芝用に作られた日本仕様(?)のアイアンとなると抜けが悪く、引っかかるらしい。 この違いに、日本の芝でプレーしてきた選手は苦労するとも言われている。
青木功選手のクラブを開発した工房の職人から聞いた話だが、この芝の違いから、青木選手は日本用とアメリカ用でアイアンのソール部の削りを大きく変えていたという。 宮里選手が、このためにクラブに何かしたかどうかは、定かではないが、ゴルフにおいては、道具による影響がスコアに反映される。
あるプロは、春秋用と夏用と2種類のクラブセットを用意しているという。ヘッドは同じものだが、シャフトの硬さが違うらしい。。。。 気温によって、シャフトの『しなり』が違い、また、気温によってからだのキレも変わってくるためだと言う。。。。
また、あるプロはグリップ部分は、自分のキャディだろうと絶対触らせないと言う。他人がグリップに触れようものなら、即グリップ交換だそうだ。 野球選手も、グローブやバットにシビアな話は、皆さんも知っているだろう。 プロである以上、己の道具に対してシビアなのである。
一般ゴルファーが、ここまで必要かどうかは、わからない。少なくとも私には、必要ない、と思う。何故必要ないのか?と言うとここまで、シビアになってしまうと、ほんの些細なことも気になってしまい、ゴルフが楽しめなくなる。気にするあまりにストレスが溜まってしまいそうだし、道具に対して、シビアになりすぎて、ミスを道具のせいにしてしまいそうな気がする。皆さんは、どうお考えかな?
【写真:青木選手がアメリカで戦うために製作されたVEXアイアン】
レポート:野島 羚(のじま れい)
フリーライター。ゴルフ場の造成から、ゴルフ業界のブランド立ち上げなど多くの企画にかかわり、現在は、アジアでのゴルフ関連事業に関わっており、中国はもちろん東南アジアまで活動範囲を広げている
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