チャンピオンはボウリングがお好き 番組名:孔球偉人列伝

更新日(2011/11/11)

  関東ミッドシニアゴルフ選手権(65歳以上の男子)の決勝大会が10月12日、神奈川県の本厚木CCで行われ、伊藤佐一さん(日高〜65歳)が36ホールを通算146打(73・73)にまとめて初優勝を飾った。
伊藤さんはこの大会は初出場の『新人ミッドシニア』。小柄だが好調なパッティングに支えられ、並み居る強豪を抑えて勝った(ブロック予選は27位タイ)。

 第1ラウンドは73のスコアで単独2番手につけていたが、最終日のプレーはパッティングが好調だった。参加者の大半は芝目の強い本厚木特有のグリーンのクセに悩まされてスコアを崩したが、それを尻目に伊藤さんは得意の『転がし』を生かして勝利を手中にした。転がしといえば伊藤さんは以前、ボウリングの愛好者だった。
 『23歳頃でしたね。パーフェクトゲーム(小金井のボウリング場でアマチュアとして第1号)をやったことがありましてね』と昔話を披露してくれた。ゴルフは30歳ころから本格的に始め、競技ゴルフにおける緊張感がたまらず、最近はゴルフ一本やり。この日のラウンドでは再三超ロングパットを決めたのが目立った。この勝利で伊藤さんは日本ミッドシニア選手権(11月、熊本)の出場権を得た。職業は不動産業だが『最近は不景気で土地転がしが少ないから、却ってゴルフの球転がしがうまくなっちゃって・・・』と洒落も披露した。

 会場になった本厚木CCは昭和37年11月の開場で、満50年を迎える。コースの設計は赤星四郎さん。『近くの大山から吹き付ける風の影響を受けて芝目の流れが読みにくい』といわれる。これを乗り切った伊藤さんの技術は高く評価される。大山は関東のお伊勢さんといわれる霊峰として知られる。

《写真=優勝カップを抱く伊藤佐一さん。本厚木CCで》