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更新日(2010/05/27) 平成22年度の関東女子ゴルフ選手権は5月21〜22日、神奈川県の相模カンツリー倶楽部で2日間、36ホールストロークプレーで争われた結果、水戸市の岩瀬日大高校1年生の照山亜寿美さん(城里=15歳)が通算145打(−1)で、2位の4人に1打の僅差をつけて初出場で初優勝を飾り、54年前のチャンピオン荒川五月さん(83歳)がプレゼンターに登場し優勝額を授与した。荒川さんは昭和31年の第2回大会(小金井)で優勝し、当時、現役の映画女優だったため、話題になった。 照山さんは前年、この大会の予選落ちたが、今回は首尾よく予選を突破し、第1日は雨の中のプレーにもかかわらず、74打で5位タイの座を守った。最終日は同世代の強豪と競り合ったが、終盤に長打力の真価を発揮し、17番、18番の連続バーディーで他を振り切って逃げきった。 ピーマンの好きな新チャンピオン 照山さんは水戸市の出身。ゴルフは小学校6年生の時、友人に誘われてゴルフ練習場に出入りして虜になった。やがてゴルフスクールに入り、中学時代は本格的に教わった。そのせいかドライバーの飛距離は身長160?ながら250ヤードのロングヒッター。これが武器になって終盤、ものをいった。『優勝は意識しませんでした。ただ、日本女子ゴルフ選手権に出たかっただけです』とはにかみながら答えた。 彼女が通うゴルフ練習場は、水戸市加倉井にある『エースゴルフスタジアム』。現在、アマチュア競技で活躍している舘秀樹さんの奥さんの実家が経営している。第1日、舘さんが応援に駆けつけたが、照山さんの優勝は想定外。『勝った』と電話を入れたところ、舘さんは『どうなっちゃっているの?へえー!』と後は無言だったという。伸び盛りの新しい時代の高校生ゴルファーで、『好物は祖父が作ったお米のご飯とピーマン』という。 茨城県は『美味しいお米』『売れるお米』の生産を奨励していたが、郷土のお米のPRを兼ねてのインタビューの答えだった。 |